SDGs for MICE 評価制度

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「SDGs for MICE評価制度」(以下「本制度」という)は、主催者が、参加者、事業者、関係団体や地域など関係する全てのステークホルダーに配慮したMICEを開催することを目的に策定いたしました。主催者・参加者の安全・安心を担保し、SDGsの自律的好循環を形成し、開催するMICEの価値向上を目指します。

※本制度は、公益財団法人としての非営利事業となります。
本事業活動を通じてSDGsを支援すること、そしてMICE主催者様および関連事業者様の取組み促進を狙いとしています。

アドバイザーによるサポート体制

本制度が提供するSDGs for MICEアクションリストから主催者が取組み項目を選択し、コミットしていただきます。
専門アドバイザーによる主催者への取組みサポート体制を整備することにより、参画へのハードルを下げ、取組みを促進します。

取組みと成果の可視化

事務局から「宣言書」を発行しますので、主催者は取組みの意思表明をステークホルダーに対して広く周知していただきます。取組結果を有識者が評価し、「評価証」によりフィードバックすることで成果を可視化します。主催者はSDGsへの貢献をステークホルダーに公表し、継続した取組みにつなげていただきます。

スケジュール

  • ~開催3ヶ月前

    主催者は申請を提出 → 大阪観光局事務局は受付

  • 開催2ヶ月前

    事務局は審査

  • 開催1ヶ月前

    アドバイザーによる主催者への取り組み活動の助言(書面作成) → 宣言書発行 → 主催者へ交付

  • 開催期間中

    主催者はアドバイザーの助言に沿った活動
    期間中に審査委員による現場確認等を実施

  • 開催2ヶ月後

    主催者による活動報告書の作成、事務局への提出

  • 開催3ヶ月後

    事務局、評価委員による評価コメントのフィードバックと評価証交付

実績

  • テオ・ヤンセン展 Theo Jansen

    2022年7月9日~9月25日の79日間、大阪南港ATC Gallery にて開催された「テオ・ヤンセン展」では、MICE開催におけるSDGsの取組を行うべく、「SDGs for MICE評価制度」を日本で初めて導入し、開催いたしました。さらに大規模展覧会として初めて「グリーン電力証書システム」も導入し、カーボンオフセットの実施も行いました。導入した結果、展覧会実施期間中の約60%をオフセットすることができました。

よくある質問

申請の対象は?
主催者。しかし、申請窓口は主催者に限らず事業者でも可。本制度の取り組みにおいては、主催者-関連事業者間との連携を推奨しております。
申請はいつから可能? 
イベント開催の正式決定後であればいつでも可能です。ただし、遅くても開催の3か月前までに申請をお願い致します。また、ハンドブックやアクションリストのご提供は、次年度内までの開催を対象とします。
大阪域外からの申請は可能でしょうか?
申請可能です。ご不明な点等ございましたら、お問い合わせください。​
開催する催事の条件は?
開催期間、人数規模や施設による制限はありません。完全オンライン開催のものは受付対象外とさせていただきます。
アドバイザーとはどんな人ですか?
中立性、公平性のある立場からの環境マネジメントシステムの審査員資格を有する専門員です。​
申請する内容によって申請費用は変動する?
いいえ。一律 10万円(税別)定額です。但し大阪府以外の都道府県で開催の場合、審査委員の交通費を別途申し受ける場合があります。
SDGsの17のゴール目標全てに取り組みが必要ですか?
いいえ。学会や展示会の特性など主催者が独自に実行可能な取り組み目標を一つもしくは複数設定し、実行していただきます。但し原則として申請後に目標を変更することはできません。
本制度実施後、実績には掲載されますでしょうか?
はい、掲載させていただきます。主催者名の他に連携事業者名も記載を致します。掲載をご希望でない場合は事前に弊局へお申し出ください。​

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