MICEニュース

公益財団法人大阪観光局（理事長：溝畑 宏）は「感染症拡大のリスクを抑え、MICEを積極的に開催するための主催者向けガイドライン」を改訂いたしました。2023年5月8日には新型コロナウイルスの位置づけも5類へと移行した中、大阪観光局では本日感染症ガイドラインの改訂を発表します。

これまでMICE（展示会や学術会議などビジネスイベントの総称）は、ビジネスの機会やイノベーションの創出、研究促進、地域活性化など、経済発展の牽引役として大きな役割を果たしてきました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大により、多くのMICEが中止・延期となり、それによって生み出されていたあらゆるビジネス活動が停滞し、経済へ深刻な影響を及ぼしています。

弊局は、政府の政策方針、MICE主催者の意見、他業界や海外の事例などを参照し、感染症専門家と共に現実的で、国内環境に適した基準となるよう検討を重ね、2020年6月3日に初版を発表いたしました。
そして今回、新型コロナウイルスに限らず、新たな感染症を防ぐためにも公衆衛生の基本的な対策に絞ったガイドラインへと改訂を行いました。
コロナ禍を受け、MICEの本質的な価値である「MICE開催が社会にもたらすインパクト」を、世界各都市が再認識しはじめる動きが出てきています。主催者の皆様は参加者が安心して参加できる環境づくりに、本ガイドラインをお役立てください。MICEが再び盛んに開催されるようになり、経済発展に寄与することを心から願います。

【感染症対策に関する公的機関の情報サイト】
・新型コロナウイルス感染症について　(厚生労働省)
・新型コロナウイルス感染症の発生に伴う電話相談窓口について（大阪府）
・新型コロナウイルス感染症について（大阪市）


【本件に関するお問合せ】
公益財団法人 大阪観光局　MICE推進部
TEL: 06-6282-5911 　Email: convention@octb.jp